更新日:2020年2月23日
私たち敬・サポート(旧 Kサポート)は、視覚に障碍を持つ方が、パソコンの合成音声を利用して読書が出来るよう、『プライベートサービスで』テキストデータを提供してきたボランティアグループです。
前身であるKサポートは2002年、視覚障碍の学生河和旦君の学習のサポートをしようと設立し、河和旦君は2009年3月23日、首都大学東京 都市教養学部卒業して当初の大きな目的は達せられました。
その間たくさんの方々の大きなご協力を頂き、素敵な出会いがたくさんありました。
この素敵な出会いを大事にし、出会う方々全て(利用者の方も含めて)を大切にしながら次のステップへ踏み出そうという思いを込めて、Kを敬という文字に変えて再出発致しました。
視覚障碍者(全盲・弱視の方)の読書は、点字を読む、録音図書を聞く、対面朗読で直接読んでもらって聞く、拡大印刷したものを読む等、それぞれの方の不自由の程度・必要に応じて利用されてきました。どの方法も一長一短あり、サービスを提供するボランティアもそれぞれの分野で大変な苦労・工夫をしてきました。
パーソナルコンピュタが普及し始めて、合成音声で文字を読むことができるようになり(パソコンが扱えて、便利なソフトが動く条件がそろえば)、テキストデータというものがとても便利だと知りました。録音図書で苦労した漢字の説明は、きちんと入力がされていれば、パソコンが説明をしてくれます。パソコンが読み方を間違うときは、辞書登録をすればそのように読んでくれます。
必要な情報を探したい時、録音テープで巻数がたくさんある時は大変な作業でしたが、テキストデータですと検索が容易にできます(この点は現在の録音図書はデイジー図書というものになり、だいぶ便利になりました)。点字で読みたいときは、テキストデータを点字変換ソフトで点字データにしたものを手元の点字ディスプレーで点字で読むことも可能ですし、大きい文字が読める方はパソコンの画面で拡大した文字を、読みやすいフォントで、自分に合った背景色・文字の色で読むことができます。それぞれを組合わせて使うこともできます。
また、テキストデータの便利さは、学生のサポートのように素早い対応を迫られる場合に、スキャナを使いOCRソフトを使って(録音図書・手打ちの点字より)早くできることです。
ボランティアの方は基本的なことを覚えていただいたら、録音図書作りのような技術も必要なく、気軽に参加していただけると思います。
いいことばかり書いたテキストデータ、実際の場面ではまだまだ不便な部分も残りますが、この便利なものを、必要としている学生さんほかの方に活用していただけば、不自由がいくらか軽減されると信じます。
大きい文字が読める方には、ご希望を聞いて印刷もはじめました。
障碍を持つ方の読書サポートに関心がある方、一緒に活動していただけませんか。ご連絡をお待ちしております。
パソコンは、視覚障碍者だけでなく障害を持つ方にとても便利道具だと思い、知的障害のある方達にパソコン教室を始めました。レインボーハウスの入所さんたちは、自分たちなりの準備をしてきて、カレンダーや名刺やカードを作って楽しんでいます。
2020年2月
〒104−0044 東京都中央区明石町2-4-806
敬・サポート代表 大谷のぶ子
FAX 03-3546-8004